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空間と序章
Mujika Easel Solo Liveは無事終了致しました。
少し振り返ってみようかと思います。


第一部はMujika Easelと夢美路丈旁の二人での演奏。
二人の音は寄り添ったり離れたり覆ったりうかがったりしながら直ぐにその場を世界に変えてしまいました。

子供の頃にした絵の具を水に落とす色遊びの様なMujika Easelのピアノと声、その子供を取り巻く空気や風や雨や雪や日差しの様な夢美路丈旁のギター、そんな印象を持ちました。

マイクから生声に切り替わった時の伝わりの変化にはやはり驚かされます。肉声だけが持っている振動や波動、マイクを通す事で失われてしまう物があるのでしょうね。音量は当然マイクより小さくなるけれど、伝わるエネルギー量は関係無いという事なのかもしれません。

第二部は夢美路丈旁のギターソロから始まりました。
目を閉じて純粋に音を聴いてその確かな個の広がりを感じ、見ながら聴くと使う物や存在、演奏に見入ってしまいます。ギターってこんな音鳴るの?と驚いた方も多いのではないでしょうか?タワシやバターナイフなど色々な物が登場し、それで何故そういう音になるのかという不思議さ。コンテンポラリーマイムという身体を使った表現もされているからか、芯が通ったような存在感と音が印象的でした。


 余談。

 個人的にギターという楽器が大好きなのですが、
 解らない楽器でもあり、以前購入して練習してみたのです。
 少し理解して色んな人のギターを聴いては喜んでいたのですが、
 彼のギターはそういう意味では全然理解が出来ませんでした(笑)
 奥深い楽器です。

 とりあえず帰宅してプリペアドで検索してみてへええ、と思った物の
 何故そうなるかはわからないままなので純粋に楽しむ事にします。



空間を途切れさせる間を作らず自然にMujika Easelのソロに移行。
第一部とはまた違った世界です。
彼女の即興ライブは「即興」だけあって全く同じ世界になる事はありません。

私は彼女の音を聴く時はほんの少しだけ脳を眠らせる方向に連れていきます。
余計な事達には静かにしてもらった方がダイレクトに聴ける気がするからです。
そうすると様々な色形や模様が生まれるので、それらと戯れるのです。
戯れているともっと中に入って触れたくなりますが、
私にはその資格が無いので出来ません。
触れずに戯れ、やがて見送るのです。

今回の世界は「序章」。

勝手にそんな事を考えていました。いつも脳裏で見る色形ではなく、もっと大きく大らかに包んでくれる気体の様な感覚というのが近いかもしれません。そこに声が入り、それは始まりを予感させる存在だったのです。

今求めているものと理解してもよろしいでしょうか?

そんな期待が生まれた所でライブは終了しました。





空間の残り香が。




今回は遠方からの方々、初めてMujika Easelのライブをご覧だという方々がいらっしゃったのがとても嬉しかったです。まだライブを知らない方々に観て聴いていただきたいというのが今回の企画の発端でしたから、そういう意味では私の願いの一つは叶いました。ライブでないと伝わらないものを感じ取ってくださった方が増えた事が嬉しいです。お越しくださり本当にありがとうございました。

ライブ後の食事会も興味深い話から笑える話もあり、とても楽しい時間となりました。ご参加くださった方々、ありがとうございました。至らぬ点が多かったと思くご迷惑もおかけしてしまったかと思いますが、楽しんでいただけたなら幸いです。

最後になりましたが、ご来場くださった方々、場所を貸してくださり、美味しいお料理を作ってくださったさくらみかふぇの松本みのぶさん、出演者のお二人、撮影の橋本さんとラショウ氏、協力してくださった方々に心よりお礼申し上げます。

素晴らしい時と空間に立ち会えた事に感謝します。
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